【兵庫県版】長期優良住宅建築等計画認定制度まとめ

投稿日:2016年2月27日  最終更新日:2019年11月18日

長期優良住宅という制度をお聞きになったことはあるでしょうか。
この制度を使うと家を建てる際に様々なメリットがありますので、ぜひ新築で家を建てる前に見ておくことをおすすめします。
今回は兵庫県で使える長期優良住宅建築等計画認定制度をご紹介しますが、基本的な考えは同じですので、他の県の方でも参考になるかと思います。

長期優良住宅とは

長期優良住宅とは、所管行政庁から「良い状態で長持ちする住宅」であり、アフターメンテナンスもしっかりと計画されている住宅と認定された住宅です。
平成21年6月4日に施工された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」に基づいて制度設計がされています。
法律について詳しく知りたい方は、長期優良住宅の普及の促進に関する法律関連情報をご確認下さい。

「長期優良住宅」の評価項目

長期優良住宅の評価項目は以下の7つの性能認定項目があります。

  1. 耐震性
  2. 耐久性能(劣化対策)
  3. 維持管理・更新の容易性
  4. 住戸面積
  5. 省エネルギー性
  6. 居住環境
  7. 維持保全計画

それぞれ、施工前に住宅を建てる地域の区役所、市役所の所管行政庁が審査を行います。そのため、それぞれの市の審査内容を予め確認しておく必要があります。
兵庫県の主な市の審査内容は各市ののサイトで紹介しています。以下にもいくつかご紹介します。
加古川市
尼崎市
川西市
姫路市
三田市
芦屋市
明石市
神戸市
伊丹市
たつの市

長期優良住宅制度のメリット

工務店によるアフターメンテナンス

長期優良住宅と認定されると、依頼した工務店が責任をもってアフターメンテナンス(10年ごと)・点検を行います。
仮に最初の維持保全計画どおりに点検を行わない場合、所管の行政庁から工務店に対して指導・改善命令が出ます。

費用の削減が可能

住宅ローン減税やメンテナンスの際にかかってくる費用、税金が通常の場合と較べて安くなります。
他にも、以下の税に対する優遇を受けることができます。

  • 所得税の特別控除(長期優良住宅の新築等をした場合の所得税額の特別控除)
  • 登録免許税
  • 不動産取得税
  • 固定資産税

また、住宅金融支援機構のフラット50が使えるようになり、返済期間が最長50年になります。


長期優良住宅を建てるための手続き

長期優良住宅を建てるための手続きについては、兵庫県の公式サイト長期優良住宅建築等計画に関する手続についてに記載しています。また依頼している工務店で長期優良住宅の制度が確認してみることも重要です。
兵庫県で長期優良住宅の制度が使える工務店をお探しの方はお問い合わせ下さい。

この記事に関連するタグ:兵庫助成金・優遇

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