【3分で理解】不動産査定とは?

投稿日:2020年4月23日  最終更新日:2020年4月21日

意味はなんとなく分かるけど、「不動産査定」をする前には知っておきたい、その意味。

 

今回は「不動産査定とは」何かをわかりやすくお話していきます。

 

不動産査定とは

不動産査定とは、不動産の売却の検討の際に、「売却した際の想定価格」を不動産会社などに算出・見積を出してもらうことをいいます。

不動産査定は無料で行われるのが通常です。

査定額で了承がとれれば、媒介契約を締結し、その後、その不動産を誰かに販売することで利益を生むことができるためですね。

 

ただし、注意しないといけないのは不動産査定の価格は「想定価格」であるということです。

そのため、その査定額通りに売れるとは限りません。

高い売却想定価格が提示されても、その価格で売れないこともあるので注意が必要です。

 

不動産査定額はどのようにして決まる?

不動産の査定価格は、その地域で売買された類似物件の成約価格、さらには不動産の築年数、間取り、大きさ、アクセス、そして不動産の市況などをもとに産出されます。

そのため、時期や不動産会社によっても不動産査定額は変わってきます。

 

不動産査定の種類

一口に不動産査定といっても、実は2種類あります。

それが、次の2つです。

 

  • 簡易査定(机上査定)
  • 訪問査定(詳細査定)

 

簡易査定

簡易査定とは、実際に不動産を見ることなく、売り主からもらった情報などで査定額を出す方法です。

電話やインターネットからの不動産査定申し込みは、大抵の場合、簡易査定です。

 

それでは簡易査定のメリットとデメリットを見ておきましょう。

 

メリットはもちろん、簡単に短時間で査定額を知ることができることです。

最近ではAIを使用した査定などもあり、数分で簡易査定額がわかるようになりました。

 

メリットのもう一つは、不動産売却の一括査定ができることです。

多くの不動産会社から査定をもらうことができるので、最も良い不動産会社を絞ることができます。

 

一方で、デメリットもあります。

やはり、簡易であるため、査定の精度が低いということです。

実際に不動産を見るわけではないので、建物の劣化具合や近所の雰囲気などは考慮に入れることができません。

そのため、特に戸建の場合は不動産査定額と実際の売却価格にずれが生じることが多くあります。

一方、マンションの場合は似たような物件が多く、簡易査定でもある程度の精度が担保されています。

 

訪問査定

訪問査定は、簡易査定のあと行われるさらに詳細な査定です。

実際に、不動産の場所を訪問し、建物の劣化具合や近所の雰囲気など、詳細に調べるため高い精度の査定となります。

 

メリットはその精度の高さですが、デメリットは時間がかかることですね。

簡易査定の場合、1日もあれば十分ですが、詳細査定の場合は1週間程度は時間がかかります。

 

不動産査定のまとめ

簡易査定と訪問査定はいずれにせよ、どちらも行われるべきなので、どちらがいいというよりは相互の不足を補い合っているという感じですね。

 

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