不動産売却前のリフォームって査定に影響するの?
投稿日:2020年4月28日 最終更新日:2020年5月5日
不動産を売りに出そうと思ったときに、室内が汚いから購入者からの印象が悪そうだな。。
査定に影響しそうだから、リフォームをして!査定金額を高くできないかな?と考えていませんか?
もちろん、室内が「キレイ」であれば、高い値段で売却できる可能性はあがります。
しかし、安易なリフォームは結果として損をしてしまうことが多く、慎重な判断が必要になります。
不動産査定前のリフォームが必要ない理由
簡潔に言うと、「リフォーム代金以上の上乗せが見込める可能性が低い」からです。
リフォームなどで数百万円かけたとしても、必ずしも費用分が上乗せされる見込みがないことを考えると、最低限のリフォームにとどめておくことが無難です。
というのも中古物件を探している買い手の多くは、中古物件を購入後リフォームを前提にしていることが多いからです。
手軽な物件を購入してリフォームで自分の理想に近づけたいと考えている人からすると理想でないリフォームをしていて、近隣相場より価格が高くなってると検討対象から外してしまいます。
理想でもないリフォームをお金かけてされるより、出来る限り安く購入出来る方が買い手にとっては嬉しい事なのです。
有効的なリフォームとは?
大規模なリフォームは割に合わない可能性が高いのでオススメできませんが売却に有効に働くリフォームやこまめな掃除などもあるので紹介します。
・壁紙やふすまの交換
壁紙やふすまがボロボロだと、築年数には関係なく傷んだ印象を与えてしまう事があります。
逆に言うとこれらを新しくすると、それだけでとても印象が変わります。
また買い手の理想とかけ離れる事も少ない。壁紙などは無難な色を選択する人が多いので買い手とのギャップは生まれにくいと言えます。
また費用としてもそこまで高くなく、一部屋あたり数万円程度で新しくできるのでとても効果的なリフォームと言えます。
・掃除
内覧時の印象をよくするためには、日頃の掃除で清潔感を保っている事が大切です。
特にキッチンやトイレなどの水回りは汚い印象をもってしまう場所なので、こまめに掃除をしておきましょう。
最後に
基本的には、リフォームが必要かどうかを判断する前に、不動産のプロに相談することをオススメします。
不動産売却におけるリフォームは、必ずしもプラスに働くだけではないということを理解しておいてください。
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