市区町村別 兵庫県 待機児童数 2019年の対策の結果は?

投稿日:2019年2月11日  最終更新日:2019年8月5日

保育所が必要な子供がいたり、将来子供をもつことを考えている家庭では、待機児童は大きな問題ですよね。
また、兵庫県に移住を考えている人は、事前にチェックしておきたい項目でもあるかと思います。

今回は、兵庫県の待機児童数の市区町村別のランキング、そして2019年の待機児への対策を見ていきます。

2019年4月時点 兵庫県の待機児童数

兵庫県全体の待機児童数は、兵庫県の調査によれば県全体の待機児童数は1,569人(昨年対比-419人)となっており、5年ぶりに減少となりました。
全国で待機児童数が最多だった明石市、他に西宮市、神戸市などの都市部で大幅に減少したことが要因と考えられます。
ただし、幼児教育・保育の無償化が10月以降に進められていくため、需要はさらに拡大する可能性があります。

兵庫県市区町村別 待機児童数ランキングと推移

 市町村2019年度2018年度2017年度2016年度2018年対比
1明石市412586547295-159
2西宮市253413323183-160
3神戸市2173329359-115
4姫路市16518512646-20
5宝塚市15911912834+43
6尼崎市1481568747-7
7加古川市461777140+29
8三田市35282547+7
9芦屋市32364438-4
10川西市29363932-7
11太子町20474358-27
12播磨町122137+10
12南あわじ市12700+5
14稲美町901015+9
14豊岡市922816-11
16相生市3000+3
16丹波篠山市3000+3
18加西市2860-6
19加東市1300-2
19赤穂市1800-7
19香美町1000+1
20西脇市0400-4
20伊丹市000330
20猪名川町00000
20高砂市00000
20三木市00000
20小野市00000
20多可町00000
20神河町00000
20市川町00000
20福崎町00000
20たつの市00000
20宍粟市00000
20上郡町0030-3
20佐用町00000
20養父市00000
20朝来市00000
20新温泉町00000
20丹波市00000
20洲本市00000
20淡路市00000

待機児童の多い兵庫県の市区町村

待機児童数は年によって大きく変化しますが、やはり都市部では待機児童数が一定数いる年が多いようです。
特に明石市、西宮市、神戸市、姫路市、尼崎市、宝塚市は待機児童が例年多いため、移住の前には保育園の数などを前もってチェックしておくことをおすすめします。

参考情報:2018年4月の待機児童数

  • 保育所等定員 105,754 人(対前年:4,096 人増)※企業主導型保育事業の2,463 人(対前年:1,932 人増)を含む
  • 利用申込者数 108,793 人(対前年:3,108 人増)
  • 待機児童数 2,009 人(対前年: 437 人増)

2017年度は保育所等定員を4,096 人(企業主導型保育事業の1,932 人を含む)拡大していますが、申込者も 3,108 人増加したことから待機児童数も前年比437 人増の2,009 人となっています。

待機児童数増加の理由

神戸市など都市部では用地確保ができず、整備計画が未達成となったこと、
そしてマンション建設等に伴う子育て世帯の転入により、特定地域での保育需要が急増したことが大きな理由としてあげられています。

また、明石市など保育料無償・軽減化や保育所等整備等の保育施策を進めた地域では、住民からの申込みが増加したため、待機児童が増える結果となりました。

2019年の待機児童に対する対策

兵庫県は2019年度に保育所等定員をさらに5,000人分増加させる予定を立てています。
そのため、待機児童数は改善するのではないかと見込んでいますが、神戸市などで新しいマンションができた地域は需要が大きく伸びる可能性もあります。
新しいマンションなどのある地域に引っ越す場合は、地元の保育所を予めチェックしておくことをおすすめします。

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