中古住宅購入前に必要なホームインスペクション(住宅診断)とは

投稿日:2016年3月14日  最終更新日:2019年4月17日

ここ数年、「ホームインスペクション(住宅診断)」というキーワードが散見されるようになりましたね。
ホームインスペクションとはどういったものなのか、またその費用やかかる期間はどれくらいなのか、ホームインスペクションについて詳しく書いていきます。
特に中古住宅の購入を検討されている方は、とても重要な内容になりますのでぜひ御覧ください。
また、兵庫県で住宅購入を考えている方は記事最後のお問い合わせボタンによりお問い合わせください。ロカリエがおすすめする住宅診断士をご紹介します。

ホームインスペクションとは

ホームインスペクションとは住宅診断のことで、住宅診断士による、住宅の劣化状況や改修すべき箇所の調査を主に行うことです。
住宅購入前にホームインスペクションを行うことで欠陥の有無などが事前にわかります。重大な欠陥があった場合は契約そのものを見直す必要がありますが、経年の劣化によるものであればリノベーション・リフォームをすることでよりよい家にすることができます。

いつ住宅診断を行うべきか

購入前であれば、基本的にはいつでも問題ありませんが、「申込後」に住宅診断をすることをおすすめします。
なぜなら、申込前だと「物件を他の方に買われてしまう可能性」があるためです。せっかくホームインスペクションを行ったのに他の人が買ってしまったとなっては元も子もないですよね。
なお、申込み契約の際には、「申込金」を1万円-10万円程度支払いますがその一方で、まだ契約前のため無条件で申し込みを解消することも可能です。そのため、申込金も返還されます。
中には「ホーム・インスペクション済み」となっている住宅もありますが、実際のところ各会社や団体が独自の基準を設けているので、チェック項目はしっかりと見たほうがいいでしょう。

どこに依頼すべきか

NPO法人「日本ホームインスペクターズ協会」では、独自の認定試験をクリアしたホームインスペクター(住宅診断士)を検索できますのでこちらから個人で依頼することも可能です。
また、依頼しようと思っている工務店やハウスメーカーが独自に住宅診断のサービスをもっている場合もありますので彼らに聞いてみるのもひとつです。

費用はいくらくらいかかるか

目視による一次診断の場合、5~6万円前後が一般的です。一方で、詳細診断の場合、特別な機械を利用するため10万円以上になることもあります。

何を審査してもらえるのか

各社独自の審査基準を設けているので、一概には言えませんが、日本ホームインスペクターズ教会では、主に以下の項目を審査しています。

  1. 外周りの状態
  2. 室内の状態
  3. 床下の状態
  4. 小屋裏・天井裏の状態
  5. 設備の状態

詳しくは、診断項目、報告書(一戸建て既存木造住宅版)に記載していますのでご確認下さい。

まとめ

以上、ホームインスペクション(住宅診断)とは何かをご説明しました。重要な点としては中古住宅を購入する前には必ず住宅診断を行うこと、ただし、各社によって住宅診断の項目は異なるため診断内容はよくチェックすることをおすすめします。

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